白十字病院

手術センター

多職種で支える安心の手術

診療内容・特色

手術センターは、外科、乳腺外科、整形外科、泌尿器科、心臓血管外科、形成外科、脳神経外科、脳血管内科、腎臓内科、眼科、歯科口腔外科、放射線科など幅広い診療科の手術に対応しており、年間約2,900件の手術を実施しています。
手術室は6室を有し、そのうち1室はハイブリッド手術室として運用しています。また、手術支援ロボット「ダビンチ」を導入し、高度かつ低侵襲な手術にも対応しています。救急センターやICUと連携しながら、24時間体制で緊急手術にも対応しています。
麻酔科は福岡大学病院を基幹施設とする専門研修連携施設として、福岡大学麻酔科と連携しながら質の高い周術期管理を提供しています。安全な麻酔管理に加え、術後疼痛管理チームの運営などを通じて、患者さんの早期回復を支援しています。
看護部門では、手術看護認定看護師を含む経験豊富なスタッフが約25名在籍し、専門性の高い周術期看護を実践しています。手術中の安全管理はもちろん、術前・術後の説明や精神的支援にも力を入れており、患者さん一人ひとりの不安や緊張の軽減に努めています。認知症を有する患者さんに対しては、ユマニチュードの技法を取り入れたケアを行うなど、患者さんに寄り添った看護を提供しています。
手術センターでは、麻酔科医、看護師、臨床工学技士、放射線技師、診療看護師、薬剤師など多職種が連携・タスクシェアし、「安全・迅速・安心」を基本理念に、地域の皆さまに信頼される手術医療の提供に努めています。

麻酔科

                                                             

ハイブリッド手術室

ハイブリッド手術室では、高性能血管撮影装置を活用し、外科手術と血管内治療を組み合わせた高度な治療が可能であり、心血管疾患や脳血管疾患に対する低侵襲治療にも対応しています。
特に脳梗塞に対する脳血栓回収術など、迅速な対応が求められる治療においては、救急センター、手術センター、ICU(集中治療室)が密接に連携し、24時間体制で迅速な診療を行っています。
また、開頭手術や脊椎手術、脳動脈瘤や頸動脈狭窄症に対する血管内治療など、患者さんの状態に応じた最適な治療を行っています。

心臓血管外科手術

心臓血管外科では、弁膜症を中心とした開心術や大血管手術、末梢血管手術、血管内治療を行っています。
心臓弁膜症手術に関しては小さな傷で心臓手術をおこなうMICS手術(低侵襲心臓手術)を積極的におこなっています。
心臓血管外科、麻酔科、ICU(集中治療室)との緊密な連携のもと、術前から術後まで一貫した診療体制を整えています。
高度な専門技術とチーム医療により、安全で質の高い心臓血管外科医療を提供しています。

ロボット支援手術(ダビンチ)

当院では20245月より手術支援ロボット「ダビンチ」を導入し、ロボット支援手術を開始しました。
高精細な3D画像と多関節機能を備えた手術支援システムにより、術者はより精密な操作を行うことが可能となります。従来の腹腔鏡手術と同様に低侵襲でありながら、さらに高度な手術操作を実現し、患者さんの身体的負担軽減や術後回復の促進、早期社会復帰に貢献しています。
当院では先進的な医療技術を積極的に導入し、より安全で質の高い手術医療の提供を目指しています。

術後疼痛管理チーム

20248月より術後疼痛管理チームを設置し、麻酔科医、手術室看護師、薬剤師が連携して術後の疼痛管理に取り組んでいます。
硬膜外麻酔や経静脈的自己調節鎮痛法(IV-PCA)などを活用し、術後の痛みを適切にコントロールすることで、患者さんの苦痛軽減や早期離床、術後回復の促進を目指しています。
手術後も専門スタッフが継続して状態を確認し、安心して治療に臨んでいただけるよう支援しています。

診療実績

手術実績

診療科 手術数
2023年度 2024年度 2025年度
外科 495 537 557
泌尿器科 424 447 538
整形外科 479 442 512
脳神経外科 457 413 471
形成外科 185 243 254
心臓血管外科 157 153 166
歯科口腔外科 100 128 121
眼科 134 170 112
乳腺外科 81 87 83
腎臓内科 67 86 59
脳血管内科 39 42 39
肝胆膵内科 18 23 10
放射線科 4 2 1
消化管内科 0 2 0
合計
(うち緊急手術)
2640
(309)
2775
(332)
2923
(469)
  手術数
2023年度 2024年度 2025年度
開心術/心臓血管外科 69 68 54
ハイブリッド室における血管内手術
(うち血栓回収術)
194
(25)
193
(24)
135
(28)