白十字病院

脊椎末梢神経外来

しびれと神経の痛みに、専門の医療を。

診療内容・特色

はじめに

手足にしびれがあり、どこの病院、診療科を受診したらいいか迷われることも多いと思います。白十字病院 脳神経外科では、脳血管障害や脳腫瘍のみならず、脊椎・末梢神経の病気が原因となる「しびれ」に対して高度な専門診断と外科的治療を提供しております。2022年4月以降、地域住民の皆様の「腰痛」や「手足のしびれ」といったお悩みに応えるため、専門外来および外科的治療の体制を大幅に強化して参りました。

 

気になる症状はありませんか?

 




〇 【首や肩・腕の症状】
→ 手や腕の「しびれ」や「痛み」がある
→ お箸が使いにくい、ボタンがかけにくい(手指の細かい動作が困難)
→ 肩甲骨のまわりや腕が痛む、力が入らない




 



〇【腰やお尻・脚の症状】
→ 脚や足の裏に「しびれ」や「痛み」がある
→ 長い距離を続けて歩けない(少し休むとまた歩ける:間欠性跛行)
→ お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれがある
→ 脚に力が入らない、つまずきやすい

 


〇 【日常生活でのサイン】
→ 症状のために、日常生活(家事、仕事、趣味など)に支障が出ている
→ 前かがみになると症状が和らぐ・または強くなる
→ 排尿の回数が急に増えた、尿が出にくいなどの症状がある






 
その症状は脊椎、末梢神経由来の症状かもしれません


 

脊椎・末梢神経障害とは

首から腰までの脊椎の異常により、そこから全身へ伸びる神経(脊髄・末梢神経)が圧迫されることによってさまざまな症状が現れます。神経は、脳からの指令を全身に伝え、全身の感覚を脳に戻すための非常に重要な役割を担っています。そのため、この部分に障害が起こると、「手足のしびれ」「動かしにくさ(運動障害)」「痛み」「排泄のコントロールが難しくなる」といった日常生活に直結する症状が現れるのが大きな特性です。

 

診療内容

1. 脊椎疾患
脊椎は、骨と骨の間にあるクッション(椎間板)や靭帯の変性、加齢による骨の変形などによって、中を通っている神経を圧迫・損傷することがあります。
  • 頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア
    首から肩、腕にかけての痛みやしびれ、箸が使いにくい、ボタンがかけにくいなどの手指の動かしにくさが現れます。進行すると歩行障害を伴うこともあります。
  • 腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症
    腰の痛みだけでなく、お尻から太もも、ふくらはぎ、足の裏にかけての激しい痛みやしびれ(坐骨神経痛)を引き起こします。長い距離を続けて歩くことが難しくなり、少し休むとまた歩けるようになる「間欠性跛行」が代表的な症状です。

2. 末梢神経疾患
脊髄から分岐して、手足の先まで伸びている末梢神経そのものが圧迫されたり、炎症を起こしたりすることで手足のしびれや痛みが引き起こされます。
 
  • 手根管症候群 
 手のひらの付け根にある(手根管)というトンネルで神経が圧迫される疾患です。親指から薬指にかけてのしびれや痛みが生じ、小指には症状が出にくいという特徴があります。また、夜間や明け方に痺れや強くなる傾向があります。進行すると細かい作業が困難になります。




 
  • 足根管症候群
     足首の内側にある神経の通り道(足根管)で内・外側足底神経が締め付けられ、足の裏にしびれが生じます。足の裏のビリビリ、ジンジンするほてり、冷感、物がついた感じを伴うこともあります。足の裏に餅がついているや砂利の上を歩いている感じなどの症状がでます。



 
  • 上殿皮神経障害、中上殿皮神経障害、梨状筋症候群、仙腸関節障害など
     腰痛・臀部痛の患者さんの多くは、「骨の変形」や「椎間板ヘルニア」といったMRI画像に写る原因を心配されています。しかし約80~85%は画像精査で原因は特定できません。腰痛、臀部痛の多くは「末梢神経の絞扼(締め付け)」「骨盤の関節の機能不全」が原因である可能性が非常に高く画像検査では診断できません。当院では専門医による触診や神経ブロック注射で診断と治療を行っています。


症状の原因や重症度は患者様一人ひとり異なります。当外来では、詳細な画像診断(MRIなど)や神経学的検査を行い、内服薬やリハビリテーションを中心とした保存的治療から、必要に応じた低侵襲手術まで、患者様の状態に合わせた最適な治療法をご提案します。「ただの肩こり」「年のせい」と見過ごされがちな症状の中には、適切な治療が必要な神経疾患が隠れていることがあります。
脳神経や脊髄は全身の神経の司令塔です。放置すると症状が進行する恐れがあるため、早めの専門的な評価が大切です。手足のしびれや痛みなど、気になる症状がある方はお気軽に白十字病院 脳神経外科 脊椎末梢神経外来でご相談ください。


 

診療実績

 

2022年度・2023年~手術数

脳神経外科ページ内 診療実績をご参照ください。



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