放射線技術部

基本情報

 

放射線技術部は、診療放射線技師16名と放射線看護師1名、受付事務1名、診療アシスタント1名で業務をおこなっています。業務内容は、放射線科医師・外来看護師と連携をとって、単純X線撮影・CT検査・MRI検査・造影透視検査・乳房撮影(マンモグラフィ)・血管造影検査・心臓カテーテル検査・RI検査など様々な検査や撮影をおこなっています。平成23年3月には日本放射線技師会がおこなっている「医療被ばく低減施設」に全国では23番目に認定されました。またマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が主催する「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得することができました。今後とも安全で安心な検査の提供、質の高い検査の提供を心掛けたいと考えています。

私たちの仕事

診療放射線技師の仕事

診療放射線技師は、医療における放射線を扱う仕事です。検査や治療をおこなうときに必要になる放射線を、医師または歯科医師の指示を受けて人体に照射できる資格が与えられています。また放射線技師の役割として「防護の最適化」というものがあります。放射線を扱う検査では放射線を用いた検査のメリットが放射線のリスクを上回る場合に、合理的に達成可能な限り被ばく量を減らして、放射線を利用します。これを達成するために、放射線技師は撮影業務だけでなく、機器や被ばく線量の管理を日々おこなっています。
 

私たちの取り組み

医療被ばく低減施設認定

日本放射線技師会が「安心できる放射線診療」を国民の皆様へ提供するための事業としておこなっている「医療被ばく低減施設」に、白十字病院が全国で23番目に認定されました。この「医療被ばく低減施設」は私たち放射線技術部がおこなってきた「医療被ばく低減の努力をおこなっている」「放射線機器を適正に管理している」「各検査の被ばく線量を把握している」などの取り組みを第3者より評価されたものです。
 

マンモグラフィ検診施設画像認定

「マンモグラフィ検診施設画像認定」とは「質の良い検診」を提供するためにおこなっているマンモグラフィ検診精度管理中央委員会の事業で、白十字病院も認定されました。この認定には、撮影技術や読影力、画像(画質)の評価と線量の評価、装置の精度管理など乳癌診療の質の高さと乳癌検診に対する取り組みが求められ、評価されます。この認定は、3年ごとに再評価を受ける必要があり、認定取得後も質を維持する努力のために、研修会や講習会への参加も積極的におこなっています。
 
当院の乳腺センターでは検診マンモグラフィの認定を持つ職員が在籍しています。
  • 読影医師 [AS(指導医)評価]
  • 撮影認定診療放射線技師 [A評価]
また当院では、精密検査実施機関として検診で要精査になった場合も受診が可能です。MMG追加撮影、エコー検査、必要に応じて乳房MRIの検査もおこなっています。
 

高度画像センター

高度画像センター(放射線科専門医修練機関)

高度画像センターでは、様々な高磁場(3.0T)MRI装置、320列MDCT装置、80列MDCT装置、SPECT RI装置、血管造影装置(一般用、心臓カテーテル用、脳血管カテーテル用)、MMG装置などを擁し、日々の診療をおこなっています。