診療科
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白十字病院
腎臓内科
すべては患者さんのために
診療内容・特色
学校検尿や会社検診での蛋白尿・血尿などの検尿異常から、慢性糸球体腎炎、急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群などの診断と治療や、急性腎不全、水電解質異常の診断と治療をおこなっています。慢性腎不全の患者さんには、腎不全進行抑制のための薬物療法や生活・食事指導をおこなっています。腎炎患者さんには必要に応じ腎生検をおこない、九州大学病院Dr.と協議のうえ治療をおこなっています。2008年からは、水曜日から土曜日まで4日間の入院での腎臓病教室を開始しており、より実践的な生活指導および将来の透析療法についての説明などをおこなっています。また外来においては、待ち時間を利用して説明支援ナースが指導支援をおこなっており、他病院に見られない一環とした腎不全サポートを実現しています。透析療法が必要になった場合には、血液透析療法および2007年より開始した腹膜透析療法への導入を施行しています。特に近年は在宅治療としての腹膜透析導入へ積極的に取り組んでいます。腎移植を希望される方は大学病院へ紹介し成功された実績も有ります。年間300例を超える入院患者さんに対し、腎炎から腎不全までの幅広い腎疾患の治療にあたっています。
2008年からは、水曜日から土曜日まで4日間の入院での腎臓病教室を開始しており、より実践的な生活指導および将来の透析療法についての説明などをおこなっています。参加ご希望の方は、外来受診時に担当医にご相談ください。
全4日間の入院受講形式です。教室実施前日に入院していただき、下記の日程で医師・看護師・栄養士から腎不全時の症状や治療について、ご説明いたします。入院中は、腎臓病食を食べていただきます。食事や日常生活に関してはご家族の方々の協力が必要なため、ご家族の方々もご一緒に参加されることをお勧めいたします。
腎臓病教室
目的
透析導入までの時期をできるだけ遅らせられるように、患者さんに腎臓病についての知識を深めてもらい、自己の健康維持に関心を持っていただく。
日程・内容
第1日目 | 水曜日16時~ | 始めに腎臓の働き 日常の注意点 |
平野医師 木村医師 |
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第2日目 | 木曜日16時~ | 食事と栄養 | 栄養士 |
第3日目 | 金曜日16時~ | 腎不全の治療 | 酒匂医師 透析室看護師 |
第4日目 | 土曜日11時~ | データの説明 透析室見学 |
平野医師 |
腎臓教室の様子
第1日目スライドを使って医師による
腎臓の働きや日常生活の注意点の説明第2日目栄養士による
栄養指導と食事の注意点の説明第3日目透析センター看護師による
腹膜透析の説明
実績
診療実績
2019年度~2021年度
症例数 | |||
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2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
血液透析導入数 | 44 | 39 | 44 |
腹膜透析導入数 | 3 | 0 | 1 |
維持血液透析数 | 43 | 44 | 45 |
腹膜透析数 | 8 | 6 | 5 |
手術件数 | 68 | 48 | 47 |
血管内治療 | 34 | 35 | 46 |
腎臓病教室 | 36 | 中止 | 中止 |
年間入院数 | 417 | 361 | 375 |
スタッフ紹介
[副院長 腎臓内科、安全管理担当]平野 直史
HIRANO TADASHI |
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[腎臓内科部長]木村 廣志
KIMURA HIROSHI |
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[副部長]酒匂 哲平
SAKO TEPPEI |
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[医員]松本 優子
MATSUMOTO YUKO |
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[医員]松島 怜央
MATHUSHIMA REO |
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