
看護部
基本情報
理念
やさしさと思いやりを持って、患者さんの社会復帰へのお手伝いをします。
基本方針
- いつも礼儀正しく、相手を思いやって行動します。
- 専門的知識と技術の向上に努めます。
- 生き生きとした人づくり、職場つくりをします。
ミッション
ビジョン
看護部長挨拶

ワークライフバランスを考慮し、育児短時間勤務の導入や、看護補助者の積極的配置、薬剤師・管理栄養士の病棟配置を段階的におこない、院内デイサービスの導入などにより、患者さんが安心して入院できる環境、看護師が安心して働ける環境を作ることに力を入れています。白十字病院は、職員が活き活きと楽しくやりがいのある仕事ができ、主体的にキャリアアップしていけるように支援しています。
看護方式
固定チームナーシング
看護展開
標準看護計画
施設基準と勤務体制
看護単位 | 11課(病棟8課・外来系3課) | ||
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看護配置 | ICU | 2対1 | 12床 |
SCU | 3対1 | 6床 | |
急性期 | 7対1 | 219床 | |
地域包括ケア | 13対1 | 45床 |
勤務体制
日勤08:30~17:30(休憩1時間) 夜勤17:00~09:00(休憩2.5時間)
※部署によっては早出遅出あり
委員会
教育委員会 | 看護部職員としての役割と責任を自覚し、主体的に看護実践・自己研鑽できる人材の育成を目的に段階的な教育計画、実施、評価のプロセスを支援する。 |
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安全推進委員会 | セーフティマネジメントを推進し、安全文化を醸成する。 |
感染対策委員会 | 院内感染対策委員会の方針に基づき、部内の感染防止衛生管理の徹底・普及を推進する。 |
退院支援委員会 | 看護部職員が退院支援の知識を深め、患者個々にあった支援ができるようシステムを構築する。 |
看護の質管理委員会 | 看護過程の展開及び看護記録からケアプロセス評価を行い、看護の質向上を図る(記録監査・パス・必要度) |
リンクスタッフ(LS)
教育/安全/退院支援/認知症/ケア技術/栄養/皮膚排泄ケア/RST/感染/看護の質管理
組織図

部署紹介
外来
患者さんはもちろん白十字病院外来にかかわる全ての方に「(何らかの形で)白十字病院の外来にかかわれて良かった」と感じていただける部署になるよう日々業務に取り組んでいます。
透析センター
当センターの看護師は、今年度のルーキー(新人)を始め、若い看護師からベテラン看護師まで揃っています。人数が少ないからこその良さを発揮し、お互いに助け合って患者さん視点での看護に力を注いでいます。また、説明支援ナースがおり、透析導入が少しでも遅らせられるように介入したり、検査等を安心して受けてもらえるよう説明したりと 活躍の場を広げています。血液透析や腹膜透析が導入されても指導は終わらず、透析と上手く付き合っていけるように家族も含めたサポートができるよう努力しています。説明支援ナース以外の看護師も担当患者さんと深く関わり、また腹膜透析患者の交流会を開催するなど多方面から考えた看護を実践し、患者さんが安心して透析が続けられるように邁進しています。
手術センター

ICU

重症だった患者さんが、「元気になったよ」と笑顔で顔を出してくれることが私たち看護師の1番の喜びです。急性重症患者看護専門看護師と集中ケア認定看護師が在籍しており患者さんが一日でも早く治癒されるようにチームで質の高い看護ケアを提供できるよう心がけています。
SCU

4階北病棟 心臓・弁膜症センター(心臓血管内科・心臓血管外科・腎臓内科)
入退院が多く、忙しい病棟ですが、スタッフの若さとパワーとチームワークで医師やコメディカルと協働して患者さんの回復に向けて頑張っています。心臓・弁膜症センターの開設にあたり、手術や検査数が増加、新たな症例など、看護師として更にスキルアップできる場となり、みんなで日々成長していきます。
4階南病棟 脳卒中センター(脳血管内科・脳神経外科)
5階北病棟(外科・乳腺外科・泌尿器科)
5階南病棟(整形外科・形成外科・歯科口腔外科・眼科)

6階北病棟(糖尿病内科・呼吸器内科・消化器内科・肝臓内科・内科)
6階南病棟(地域包括ケア病棟)
患者支援センター
入院説明
ソーシャルワーカーと打ち合わせ
看護管理室
私たちの仕事
資格一覧(2023年9月現在)
専門看護師・認定看護師
認定看護管理者 | 1名 |
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がん看護専門看護師 | 1名 |
緩和ケア認定看護師 | 2名 |
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皮膚・排泄ケア認定看護師 | 2名 |
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 | 1名 |
手術看護認定看護師 | 1名 |
特定行為研修終了 | 2名 |
がん化学療法看護認定看護師 | 1名 |
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クリティカルケア認定看護師 | 2名 |
管理・教育
認定看護管理者サードレベル | 2名 |
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認定看護管理者セカンドレベル | 3名 |
認定看護管理者ファーストレベル | 9名 |
看護実習指導者講習会 | 9名 |
医療安全管理者研修 | 10名 |
福岡県新人看護職員研修責任者 | 2名 |
福岡県新人看護職員実施指導者 | 6名 |
福岡県新人看護職員教育担当者 | 9名 |
その他資格
日本糖尿病療養指導士 | 1名 |
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福岡糖尿病療養指導士 | 9名 |
フットケア指導士 | 1名 |
臨床倫理認定士 | 2名 |
栄養サポートチーム専門療法士 | 1名 |
消化器内視鏡技師 | 6名 |
循環器専門ナース | 1名 |
3学会合同呼吸療法認定士 | 4名 |
認知症ケア専門士 | 3名 |
認知症ケア指導管理士 | 1名 |
認知症研修受講者 | 70名 |
看護補助者活用推進の為の看護管理者 | 12名 |
BLS | 83名 |
ACLS | 40名 |
ICLS | 14名 |
ISLS | 12名 |
専門看護師・認定看護師
当院では専門看護師1名・認定看護師10名が勤務し、看護の質向上のため活動しています。
【がん看護専門看護師】課長 浜谷千枝子
患者さんや家族に寄り添い、意思決定できるよう支援します。
【皮膚・排泄ケア認定看護師】ETナース 梶西 ミチコ
WOC看護分野の確立
【皮膚・排泄ケア認定看護師】主任 岩田 真紀
知識と技術で予防し、生活背景を見てケアをおこないます。
【感染管理認定看護師】課長 山口 佐月
他施設へ講座やラウンドもおこなっています。
【集中ケア認定看護師/ クリティカルケア(特定行為研修修了)】主任 牛島 めぐみ
多職種で共働し、連携を図っていきます。
【緩和ケア認定看護師】課長 馬場 聖子
身体的苦痛だけでなく精神的苦痛緩和にも積極的に。
【緩和ケア認定看護師】吉田 奈津美
自分らしく過ごせるようにお手伝いしていきます。
【脳卒中リハビリテーション看護認定看護師】主任 大森 睦子
多職種と協働し、身体的問題、心理的・社会的問題に対して援助していきます。
平成30年人口動態での主な死因別死亡率は第4位脳卒中疾患。国民生活基盤での要介護1~2位は脳卒中疾患です。地域社会へ退院して再発予防しQOLを高く保つために、急性期の重篤化回避のモニタリング、廃用症候群予防、早期リハビリテーション、再発防止のため健康管理をおこなうことが重要であり、回復期・維持期へ計画的な回復支援をおこなっていきます。そして突然の発症により患者・家族の心理を汲み取り、権利を尊重しながら治療やリハビリテーションを、多職種と協働し個人にあった生活再構築に向けて取り組んでいきます。
【手術看護認定看護師】主任 森友 高介
安心して手術を受けられる環境作りを心掛けています
手術や麻酔には手術体位による皮膚損傷や神経障害、体温の低下、感染などの合併症を伴うことがあります。手術看護認定看護師はこれらの合併症を最小限にし、患者さんが安全に手術を受けられることを目指して専門的知識・技術をもとに看護を提供しています。
また、手術を受ける患者さんにとって手術は未知の世界であり、手術や麻酔、術後の痛みなど様々な不安を抱えています。術前訪問にて患者さんの声に耳を傾け、患者さんとご家族の思いが尊重され、安心して手術を受けることができるよう努めています。医師・麻酔科医師・看護師・臨床工学技士などの多職種が、患者さんを中心として一つのチームとなり互いに連携しながら手術を行っています。その中で手術室看護師は安全でスムーズな手術進行をサポートする重要な役割を担っています。多くの職種が関わる中で各職種が専門性を最大限に発揮できるよう調整役として活動しています。
【クリティカルケア看護師】与座 優
重篤化の回避と、早期回復に努めていきます。
私は、クリティカルな状態にある患者さんやそのご家族を、身体的・精神的苦痛から守りたいという思いから、クリティカルケア認定看護師を取得しました。
クリティカルケアとは、疾病や外傷、高度な侵襲を伴う手術によって、生命が危機的状況にある患者さんに対して、多職種と協働しながら、重篤化の回避や早期回復に向けて支援していくことをいいます。患者さんの突然の状態変化は、そのご家族にとっても計り知れない程の不安や恐怖に繋がり、家族1人が入院することで、家族内での役割の変更を余儀なくすることになります。そのため、ご家族の心に寄り添い、1人1人に合わせた精神的・社会的支援を提供していきます。入院により、生活の場が変化することになりますが、患者さんやご家族のニーズに合わせたケアを提供し、少しでも快適な入院生活を送る事ができるようサポートしていきます。また、1日でも早く元の生活に戻れるよう支援していきます。何か気になることがございましたら、いつでもお声掛け下さい。
【がん化学療法看護認定看護師】熊本 良子
患者さんや家族の思いに寄り添い、QOLを維持して治療継続できるよう支援します
化学療法は、がんと診断され精神的不安定な中、告知後間もない時間で治療選択を迫られ、治療が開始されます。不安や身体的苦痛を抱えながら化学療法を受ける患者さんを支援したいという思いから2022年にがん化学療法認定看護師を取得しました。化学療法は苦痛を伴う治療です。しかし、日々医療は進化しており副作用対策、支持療法が進んでいます。上手にお薬を使いながら、セルフケアすることでコントロールすることができます。副作用が最小限で済むよう、QOLを維持して治療継続できるよう多職種で協力し、患者さんの持つ力を引き出せるよう支援していくことを目標としています。
患者さんの病期や家族背景に応じて、それぞれが抱える悩みや不安は違います。患者さん、家族の精神的苦痛、不安に寄り添い、一対一の人として関わることを意識して、よりよい看護を提供していきたいと思います。
私たちの取り組み
専門・認定看護師出前講座
専門・認定看護師出前講座はじめます

専門看護師とは、日本看護協会が認定する資格であり、専門看護分野で実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の役割を果たしています。
認定看護師とは、日本看護協会に認定される資格であり、特定の分野において十分な経験を積み、専門的な教育を受けた看護のエキスパートです。
皆様からの講義・困難事例のカンファレンス参加依頼などご相談をお待ちしております。ぜひご活用ください。
専門分野 | 研修・講義の内容(テーマの例) |
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がん看護/緩和ケア | ①がん看護実践に必要な基礎知識 ②知っておきたいがん看護におけるこころのケア ③意思決定支援を支えるためのコミュニケーション ④がん看護・終末期ケアにおける倫理的問題について考えよう ⑤診断時から取り組む、がん患者の就労支援、お金の問題 ⑥がん化学療法を受ける患者のケア(セルフケア支援、経口抗がん剤の服薬管理) ⑦みんなで取り組むがん患者へのシームレスな療養支援 ⑧その人らしい生き方を支援するために(アドバンス・ケア・プランニングの実践) ⑨あなたでもできる「がん性疼痛管理」の基礎 ⑩医療用麻薬の正しい使い方とアセスメント ⑪がんやがん治療に関連した痛み以外の症状緩和(嘔吐、下痢、不安、食欲不振、せん妄など) ⑫看取りのケア(ケアのポイント、エンゼルケア)のポイント ⑬緩和ケアにおける家族ケア |
感染管理 | ①標準予防策を身につけよう ②手指衛生のタイミングは、いつどんな時が本当 ③オムツ交換での重要なポイントは ④手洗い・清拭でインフルエンザを予防しよう ⑤ノロウイルスの予防どうするの ⑥皮疹を見たら、疥癬を疑おう |
腎臓内科説明支援(法人内認定者) | ①透析とは ②腹膜透析管理について ③シャント管理について ④透析患者の食事について |
申込方法
お問い合わせ | 社会医療法人財団白十字会 白十字病院 TEL:092-891-2511(代表)/FAX 092-891-2639(直通) |
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「法人内認定看護師制度」とは「質の高い看護の提供と医療の安全に貢献する」ことを目的に、特定の看護分野において、熟練した看護技術と専門知識を有し、水準の高い看護が実践できる看護師を社会医療法人白十字会が認定する制度です。(平成19年10月制定)
【資格内容】
NSTナース/ケア技術指導者/感染管理ナース/緩和ケアナース/急性期看護/皮膚ケアナース/がん化学療法ナース/説明支援ナース/脳卒中リハビリテーションナース/認知症ケア指導者
法人内認定看護師になるまで
①看護実務経験3年以上:法人内勤務1年以上 ▼ |
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②看護師のエントリー及び部門内審査 ▼ |
③教育研修期間(1~2年)終了 ▼ |
④法人内認定審査合格・理事長承認 ▼ |
⑤3年ごとに更新:1年ごとの活動報告 |
認定専門分野

【活動内容】
- 消化器内科説明支援ナース
パンフレットを用い、胃カメラ・大腸カメラを受けられる患者さん、または御家族にその概要と注意事項についての説明をさせていただきます。 - 眼科説明支援ナース
パンフレットを用い、白内障・硝子体の手術をはじめとした治療、その他眼科に関連する検査を受けられる患者さん、または御家族にその概要と注意事項についての説明をさせていただきます。 - 化学療法説明支援ナース
パンフレットを用い、化学療法を受けられる患者さん、または御家族にその概要と日常生活での注意事項の説明と、必要な情報の提供などをさせていただきます。 - 腎臓内科説明支援ナース
パンフレットを用い、腎疾患のある患者さんに治療の説明をさせていただきます。「血液透析」と「腹膜透析」について詳しく説明し、治療を選択される際に患者さんとご家族へ必要な知識を提供いたします。

【活動内容】
- 栄養状態の評価及び栄養改善が必要な患者さん(回診対象者)の抽出をおこないます。
- NST回診に参加し、患者さんの状態改善に向け積極的な意見交換をおこないます。
- スタッフに向けての研修会を開催します。
- 院内・外における研修会への参加(知識習得・技術向上)し、自己研鑽に努めます。

【活動内容】
院内の褥瘡(床ずれ)回診に参加し、褥瘡予防ケアの指導、データーの収集・分析をおこないます。人工肛門、胃ろう周囲などの皮膚トラブルに対するケアの指導をおこないます。皮膚ケアに関してスタッフへの指導・教育をおこないます。

【活動内容】
- 病棟での感染防止対策のための、教育・啓発・改善活動を積極的におこないます。
- 院内での感染防止活動と拡大防止に努めます。
- マニュアルや手順書の作成や改訂などを、院内感染対策委員会と協力しておこないます。

【活動内容】
- エンゼルケアのマニュアル基準の作成・改訂をおこないます。
- 事例検討会・デスカンファレンスを積極的に開催し、看護の振り返りができる環境づくりをおこないます。
- 緩和ケアに関係する院内研修会の企画・開催をおこないます。

【活動内容】
- 介護、福祉用具の適切な導入をおこない、持ち上げないケア技術を浸透させます。
- 食事介助時の患者体験を実施し、食事環境改善の活動をおこないます。
- 院内介護教室を企画し、自宅退院の支援をおこないます。
- 院内・院外研修会の企画・開催をおこないます。

【活動内容】
- がん化学療法が安全に施行されるようレジメンの改訂をおこないます。
- 看護師に向けて研修会を開催します。

【活動内容】
- 脳卒中に関する勉強会を看護師に向けて開催します。
- 歯科衛生士と協働し、誤嚥性肺炎予防活動をおこないます。


【活動内容】
- 地域に出て認知症ケア指導や対応を積極的におこないます。
資格取得奨励支援制度

資格取得者の声
患者さんが自分らしく病気と向き合い、より豊かな生活を送ることができるよう、
医師・看護師をはじめとしたチーム全員で一緒に考えていきます。
外来 吉田 奈津美
介護職(介護福祉士・介護士)
病院での介護福祉士/介護士のお仕事

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総合人事制度(元気でやる気、頑張りを評価)
提案制度(業務改善)
スキルアップの支援
法人内認定資格制度
ケア技術指導者とは
安全で安楽なケア技術を用いて、患者対応をおこなうと共に、スタッフへの適切なケア技術の指導をおこなう者。
資格取得奨励支援制度

【資格一覧】
- 介護福祉士
- BLSヘルスプロバイダー
- 福祉住環境コーディネーター1級~3級
- 福祉用具プランナー
- 福祉用具専門相談員
- 認知症ケア
- 認知症ケア専門士
- 摂食・嚥下コーディネーター
- ICLS蘇生トレーニング
- 口腔ケア認定制度4級
- レクインストラクター
- タクティールケアⅠ
説明資料
診療科・部門
- 診療科
- センター・専門外来
- 部門