職種

リハビリスタッフ

理念・ご挨拶

 超高齢社会のいま、私たちセラピストが目の前の入院患者さんだけを対象にして仕事をする時代は変わろうとしています。私たちの対象者はこのような方々です。
  • 治療
    今まさに入院してリハビリテーションに取り組んでいる患者さん
  • 予防
    これからリハビリテーションが必要になるかもしれない地域の人たち
  • 自立支援
    病院を退院後、地域で暮らす人たち

 つまり、まち全体が一つの施設で、そこに住む人たちすべてが私たちにとっての対象者である。それが地域包括ケアシステムと言われているものだと考えています。そんな人たちを笑顔にするのが私たちセラピストの仕事です。
  • 「地域の中で健康的に日々を過ごせている」という安心の笑顔
  • 「できるようになったぞ」という喜びの笑顔
  • 「退院したら家族と旅行に行きたい」という希望の笑顔
  • 「退院してから元気に暮らしていますよ!」という感謝の笑顔
 私たちは急性期から在宅まで、幅広い機能を持つ当院ならではの特徴を活かして、このようなリハビリテーションを展開していきたいと考えています。

 

リハビリテーション部のミッション(私たちの使命)

この地域の住民が質の高い入院リハを受けることが出来、退院後も最後まで安心して暮らすことが出来る街づくりに貢献する。

 

リハビリテーション部のビジョン(私たちの将来像)

地域の人たちや他事業所から信頼され、愛され、必要とされるリハビリテーション部になる。
 

情熱あふれる皆さんと共に働けることを、心待ちにしています!

教育体制

魅力1

白十字病院は2021年4月より、急性期の白十字病院と、回復期の白十字リハビリテーション病院の2つの病院に分かれました。リハビリテーション部は、この2つの病院と訪問リハビリテーションなどを含め、急性期から生活期まで幅広い分野のリハビリテーションをこれまでと同様に展開します。当院の魅力は急性期から生活期、そして各病期における様々な疾患に対するリハビリテーションを経験し、ジェネラルなリハビリテーションスタッフを育成できる環境があることです。

 

魅力2

充実した教育体制があることです。当院では新入職員教育プログラムに始まり、中堅層や役職者層までの研修があります。新入職員に対してOJT(On-the-Job Training)制度を採用しています。このOJT制度は新入職員に対して一人一人に指導担当者がつき、業務内でリハビリテーション業務や書類業務、様々な悩み相談を担ってくれます。高齢社会に対応できる人財育成として、ジェネラリスト育成プログラム、リーダーや管理者に必要なプログラムや研修もあります。

 

魅力3

白十字病院には資格奨励支援制度があります。この制度を通して、病院からの支援を受けながら、知識・技術の向上やキャリアップを図ることができます。
専門・認定理学療法士 専門・認定作業療法士 認定言語聴覚士
3学会合同呼吸療法認定士 運動系体表解剖学セミナー パワーリハ指導士
ボバース各種講習会 PNF各種コース 福祉用具プランナー
SJF各種コース 日本摂食嚥下リハ学会認定士 ケアマネージャー
促通反復療法各種講座 実践CI療法講習会 心臓リハ指導士

上記を含めた全82種類の資格取得のための支援として、病院から最大10万円の補助を受けることがます。白十字病院にはこれらの資格支援制度を利用し数多くの知識や技術を持ったスタッフが数多く在籍しています。

メッセージ

患者さんに最善のリハビリテーションを提供できるよう励んでいます。

作業療法士 大町 美紅

白十字病院に入職して1年目です。現在は回復期に所属し、患者さんに対して、移動・食事・排泄などの日常生活活動を中心としたリハビリテーションをおこなっています。まだまだ未熟で分からないことや悩むことが多々ありますが、先輩スタッフに相談しながら、より良い治療が提供できるよう励んでいます。その中で、患者様と共有した目標を達成することができた時に作業療法士としてのやりがいを感じています。入職後は実践的な技術に不安がありましたが、新人教育プログラムやOJT制度などを通して実践的な技術や知識、加えて社会人としてのマナー・スキルを学ぶことができます。これからも先輩スタッフの方々から技術や知識を学びながら、患者様の役に立つ作業療法士を目指して頑張っていきます。

多様な患者さんに合わせた専門性の高い理学療法を提供しています。

理学療法士 熊谷 卓久

白十字病院に就職して3年目になります。約2年半は内科の急性期病棟、現在は地域包括病棟に配属されています。内科の急性期病棟ではICUで重症患者に対して専門性の高いリハビリテーションが必要となるため一般病棟では経験できない沢山の経験を積むことができました。現在はICUや急性期病棟で学んだ知識、技術を患者様へ還元できるよう努力しています。白十字病院リハビリテーション部では新人教育が充実しており、先輩方のサポートも手厚く、資格取得支援制度もあり自己研鑽にとても適している環境です。まだまだ学ぶことが多く勉強の毎日ですが、信頼できる先輩、後輩そして同期の皆と助け合いながら楽しく働いています。
 

食べる、話すことの喜びを支援します。

言語聴覚士 副田 春奈

入職して3年、急性期病棟で脳血管疾患、内科疾患の患者さんのリハビリテーションを提供してきました。初めは教科書通りのプログラムでは上手くいかずに悩んだこともありました。白十字病院は資格支援制度や教育体制がしっかりとしており、学習を支援していただけているので、今では自分の提供する言語聴覚療法において、患者さんの満足度を年々高めることができていると感じています。得た知識を言語聴覚療法として提供することで、患者さんの笑顔に繋がっていくことにやりがいを感じています。今後は回復期病棟や地域包括病棟も経験し、機能改善は勿論こと、患者さんに寄り添ってその人に適した退院支援がるセラピストになれるように学びを増やしていきたいです。

1日の流れ

08:30~

出勤 ミーティング・準備

電子カルテからの情報収集や、所属チーム・所属病棟のミーティングで一日の流れの確認や情報共有をおこないます。
その後の空いた時間を利用して、担当患者さんにあいさつをしたり、
その日のリハビリ予定をお伝えしたりします。

09:00~

午前のリハビリ

お伝えした時間に患者さんのところに伺い、病棟やリハビリ室にご案内して、リハビリ治療・訓練をおこないます。
その他にも、午前中は主治医、看護師、SWG、管理栄養士など、他職種を交えた、カンファレンスをおこなったりもします。

12:00~

お昼休み

お昼のランチタイムは持参のお弁当、売店で購入したものなど、それぞれの好みに合わせた食事をスタッフルームで食べたり、食堂を利用したり様々です。気候がいい日は屋上で、というのもありです。
患者さんの昼食時のリハビリがある場合は、時間をずらしてお昼休みを取ります。

 

13:00~

午後のリハビリ

患者さんにお声掛けしてから午後のリハビリです。午前がPTなら午後はOTなど、あらかじめ時間を決めておきます。
午後は回診がある場合は、必要に応じてリハビリスタッフも参加します。

16:30~

カルテ・書類作成

最後は記録。カルテの記録や書類業務など、各々のその日の仕事を処理していきます。

17:15~

掃除 ミーティング

リハビリ室の掃除は当番制です。みんなで手分けして掃除をし、明日も気持ちよくリハビリ室を利用できるよう準備します。
その後は夕方のミーティング。所属チーム内で、その日あったことの情報共有や、連絡事項の伝達、翌日のスケジュールの確認などをして、1日の業務が終わりです。

 

17:30

業務終了