診療情報

2024/03/04

2024年5月ダビンチ手術がはじまります

手術支援ロボット『ダビンチ』導入

「ロボット支援手術」とは、執刀医がロボットをコントロールしながら行う低侵襲手術(患者さんの体への負担が少ない手術)のことです。このたび当院でもダビンチサージカルシステム機器を導入し、『ダビンチ手術』を開始します。

『ダビンチ』は1999年にアメリカFDA(食品医療品局)の認可を受けて以降、普及が進み、現在世界での臨床実績は年間約150万例で、手術を受けた患者さんも延べ1,000万人を超えています。(2022年1月時点)
従来の腹腔鏡手術と同様に、体に小さな穴を開けて行う手術です。ロボット支援手術におけるポイントは、術者が患部の3D映像を直接見ながら操作を行うため、従来の腹腔鏡手術では難しい角度の視野確保やロボット専用の鉗子が人の手以上の可動域(360°)を備えていることから、非常に精緻な手術を行うことができます。また、きず口が小さくて済むため、手術中の出血量を抑えられると同時に、術後もさまざまなメリットが期待できます。

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