病院DX(digital transformation)

白十字病院のデジタル化による変革『医療DX』

DXとはdigital transformationの略で、デジタル化を通じて社会(企業や個人)を変革させることを意味しています。
医療業界全体がデジタル化を通じてより便利になるのが医療DXであり、各病院や職員、患者さんが取り組むものもあれば、国が行う大きなものまで様々です。

  • 患者さんが自分のスマホなどで健康・医療情報を確認できる(PHR:personal health record)
  • 病院間で患者さんの医療情報を共有できる(病院が変わることによる重複した検査や、情報の取り寄せにかかる時間が不要になる)
  • AI導入やサービスの高度化と現場の負担軽減
  • ビッグデータの活用により研究や適切な治療の提供 など

病院の医療DXは、最終的に患者さんの医療に対する不自由さを解消させ、業務の効率化、働き方改革に繋がり、医療の質を高めてくれます。
白十字会は、2022年度よりDXセンター部門を設立し、病院のICT化を積極的に推進しています。
福岡地区においては、職員用iphoneが導入されており、LINE WORKSやJOINといったコミュニケーションアプリを用いて、院内-院内、院内-院外メッセージ機能の充実化を図っています。それにより、1対1のコミュニケーションのみならず、グループチャットによる情報共有で、さらに多くのコミュニケーションを生み、診療の迅速化/効率化に努めています。また、ペーパーレスシステムや電子処方箋、マイナンバーカード導入などのデジタルシフトをすすめています。