薬剤部

私たち薬剤部のスタッフは、当院の理念「患者さんが一日も早く社会に復帰されることを願います」の実現に向けて、医薬品が効果的で安全に使用され、安心して患者さんに使用していただけるよう、24時間365日体制で業務を行っています。
 薬剤師教育が6年制となり、時代が薬剤師の質の向上を求めております。当薬剤部のスタッフは、この時代の要請に応えるため、日々努力研鑽に努め、専門知識や専門技術の習得はもちろんのこと、医療人としての素養を醸成しつつ、他の医療スタッフと協力して地域医療に貢献したいと考えています。

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スタッフ紹介

薬剤部課長
髙津宏典
調剤アシスタント・事務職員
7名
薬剤師
17名

業務詳細

薬剤供給業務

当院では「オーダリングシステム」を導入しており、発行された処方箋に基づいてお薬を調剤しています。電子カルテで、病名、薬歴、検査値、副作用症状、薬剤間相互作用、投与期間などを確認し、安全で効果的な薬物治療をサポートしています。  また、注射処方箋をもとに注射剤を調剤し、患者さんごとにセットして病棟へ払い出しています。投与量や配合の可否、投与速度や投与ルート、投与時間の確認を行い、適切な薬物治療に貢献できるよう日々努めています。

薬剤管理指導業務(病棟業務)

入院患者さんのベッドサイドへ訪問し、お薬の効果や使用方法、使用上の注意点の説明を行っており、患者さんからのお薬に関する不安や疑問にもお答えしています。また、医師や看護師との連携、検査値の把握などを行いながら、積極的な疑義照会、処方提案、処方整理なども行っています。さらに、平成24年度より新設された病棟薬剤業務実施加算算定に向けて新たな業務展開も行っています。

医薬品情報(DI)業務
DRUG INFORMATION
DRUG INFORMATION

医薬品が適正に使用されるように、製薬会社・書籍・インターネットより医薬品情報を収集・管理し、薬剤師としての専門的立場から院内に情報提供しています。また、医療従事者向けの薬剤情報や文献、副作用の事例報告等を「DRUG INFORMATION」としてまとめ、定期的に発行しています。

がん化学療法における関わり

患者さんへ有効で安全ながん化学療法を提供するため、以下の取り組みを行っています。

投与計画書(レジメン)の審査・管理
投与計画書(レジメン)の審査・管理

がん化学療法事務局として、院内で使用される抗がん剤治療の投与計画書(レジメン)の審査や管理を行っています。レジメンは薬の種類や量、投与方法などを示しており、過剰投与や重複投与を防ぐだけでなく、治療の標準化や業務の効率化にも貢献しています。

抗がん剤の調製

入院・外来患者さんの抗がん剤の混合調製を行っています。安全性と有効性を確保するため、治療スケジュールの管理や投与量・検査値など何重ものチェック体制を敷いて調製を行っています。

ミーティングへの参加

医師をはじめとした様々な職種で医療チームが構成されており、医療チームの一員としてミーティングに参加し、患者さんやご家族をお薬の観点からサポートしています。

服薬指導

患者さんのベッドサイドに訪問し、説明書や治療スケジュール表を用いて薬剤の説明、副作用の注意・対策を説明しています。治療後も副作用の確認を行い、快適な生活をおくれるようサポートしています。また、レジメン毎に薬剤名・投与スケジュール・主な副作用を記載した「患者説明書」を作成し、患者さんに配布しています。

TDM解析

TDM(Therapeutic Drug Monitoring)とは治療効果や副作用に関する様々な因子をモニタリングしながら、患者さんに合った薬物投与を行うことです。効果と副作用が薬物の血中濃度に相関する薬剤について、TDM解析を行っています。解析結果をもとに患者さん一人ひとりに対応した薬剤の使用量・投与間隔を医師と協議し、治療に反映させています。
以前は血中濃度の測定をすべて外部機関に委託しており、結果が出るまでに時間がかかる場合がありましたが、現在は一部の薬剤について院内で血中濃度測定を行っています。院内測定へ変更したことにより、測定結果を迅速に治療に反映できるようになりました。
TDM解析対象薬剤:抗菌剤、抗てんかん薬、抗不整脈薬

チーム医療への参加

様々な職種によるチームを結成し、回診やカンファレンスを行い、院内で診療科を超えた活動を行っています。それぞれの専門知識を生かし、協力して治療にあたることで医療の質の向上を目指しています。また、薬剤師が薬剤に関する安全な使用方法などの情報提供・注意喚起を行うことで、安全・安心・良質な医療を提供できるよう活動しています。チーム医療に積極的に参加し、様々な領域で薬剤師としての職能を発揮しています。

【参加している回診・カンファレンス】
感染対策チーム(ICT)

医師、看護師、薬剤師、検査技師による感染対策チーム(ICT)を発足しています。週1回の回診・カンファレンスを行い、その中で薬剤師は使用方法に注意が必要な抗生剤について用法用量の提案や適性使用の推進を行っています。

栄養サポートチーム(NST)

医師、歯科医師、看護師、薬剤師、栄養士、言語聴覚士など各々の職能を生かした栄養サポートチーム(NST)を結成しています。その中で薬剤師は経口での栄養摂取を可能にするための内服薬の処方支援や、輸液、経腸栄養剤の選択などを行っています。

糖尿病教室、回診、カンファレンス

当院では2週間のスケジュールで糖尿病教育入院を行っています。糖尿病に対する理解を深め、退院後も治療を継続できるよう、外来のスタッフも含めた医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、検査技師などでチーム医療に取り組んでいます。その中で薬剤師は治療薬や低血糖、シックデイについての指導を行っています。

がん化学療法チーム、カンファレンス

医師、看護師、薬剤師、検査技師、放射線技師、栄養士、理学療法士、作業療法士など、様々な職種と連携を取りながらチーム医療を行っています。週に1回外来・入院化学療法のカンファレンスをそれぞれ行っています。治療目標や副作用発現状況、生活環境など各個人に合わせた治療ができるよう情報の共有を行っています。その中で薬剤師は、副作用の発現状況や発現時期、対処方法や対応薬剤、投与上の注意事項、新薬の情報提供などをチームスタッフに行っています。さらに、支持療法の処方支援を積極的に行っています。

ICU回診

医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士などが参加し、週2回月・木曜日に回診を行っています。薬剤師は持参薬内容の情報提供や腎機能・肝機能に応じた薬剤処方支援、注射薬の投与経路や配合変化の確認を行っています。

患者会への参加・運営

当院では糖尿病患者会、乳がん患者会など患者会の開催を支援しています。疾患に対する知識を深め、患者さん同士、患者さんとスタッフの距離がより近いものになるよう、薬剤師も参加、運営を行い患者会でのミニレクチャーなども行っています。

薬薬連携

院外調剤薬局とのカンファレンスを行っています。双方からの視点で症例検討、情報交換を行うことで、薬剤管理指導内容の統一化を行い、外来の患者さんの副作用のコントロールやアドヒアランスの向上に向けて取り組んでいます。

その他参加しているカンファレンス・回診
回診・カンファレンス頻度
外科回診月~金
循環器カンファレンス週1回
乳腺カンファレンス週1回
神経内科回診週1回
緩和ケアサポートチームカンファレンス月1回
泌尿器科カンファレンス週1回
褥瘡回診週1回
療養病棟回診月1回
眼科回診週1回
透析カンファレンス月1回

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