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泌尿器科

 当科では、泌尿器科領域全般にわたり幅広く診断治療を行っております。
 主な疾患は、尿路結石、前立腺肥大症、尿路性器癌(腎癌、膀胱癌、前立腺癌、尿管癌、腎盂癌、精巣癌等)、尿路感染症などです。
 上記疾患の症状としては、血尿、排尿障害、尿失禁、頻尿、排尿痛など尿の異常に関する訴えを主に扱っています。
 患者さんのQOL(生活の質)を重視し、患者さん一人ひとりの疾患や病態に応じた手術療法、薬物療法などの治療法を検討し、説明と同意を得ながら治療していきます。

スタッフ紹介

  • 吉田 一博
    ■専門医・認定医
    日本泌尿器科学会専門医・指導医
    日本透析医学会透析専門医
    日本泌尿器科学会西日本支部評議員
  • 阿部 裕典
    ■泌尿器科部長・災害対策委員長
    ・クリニカルパス委員長・患者支援センター副センター長
    ■専門医・認定医
    日本泌尿器科学会専門医・指導医
    日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医・日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器腹腔鏡)
    日本泌尿器科学会西日本支部評議員
    福岡大学臨床教授
  • 郡家 直敬
    ■医員

診療内容・特色

 当科では、尿路結石に対しては、身体に傷つけることなく結石を破砕する、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を行っており、平成27年度より、経尿道的尿管結石レーザー破砕術(TUL)を導入しています。
 また、入院の際には、患者さんにも治療経過がわかりやすいように、表形式のクリニカルパスを使用し、ご説明させて頂いております。
 手術に関しては、副腎摘除・根治的腎摘除・腎尿管摘除・腎盂形成・リンパ節郭清などに対して、より低侵襲(体にやさしい)で短期間入院が可能な腹腔鏡手術を、前立腺癌に対しては、腹腔鏡補助下小切開前立腺全摘を積極的に取り入れております。
 膀胱癌に対しては、膀胱温存のための各種治療法(経尿道的腫瘍切除、抗がん剤、膀胱注入療法など)から根治的膀胱全摘術、多剤併用化学療法まで行っています。根治的手術の際はQOL(生活の質)を重視した自然排尿型代用膀胱、各種尿路変更が選択可能です。
 前立腺癌に対しては、薬物療法、手術療法を行っています。前立腺全摘術では根治性を追求しつつも、合併症である尿失禁に関し、当科では1年尿禁制率(尿取りパッド使用不要率)は90%でした。

診療実績

■入院
後腹膜、副腎、腎、尿管疾患
  症例数   症例数
  26年度 27年度 28年度   26年度 27年度 28年度
腎腫瘍 9 11 12 腎不全 7 12 10
腎盂腫瘍 14 11 10 腎出血 1    
腎盂腫瘍疑い 4 1 3 腎損傷 2 1 1
副腎腫瘍 1   1 膿腎症 1 4 2
腎結石 28 17 59 水腎症 11 7 6
腎嚢胞   5 3 腎梗塞 1 1 1
腎盂嚢胞 1     尿管腫瘍 4 9 1
腎血管筋脂肪腫     1 尿管腫瘍疑い 1 2 2
後腹膜腫瘍 1 1 1 尿管結石 109 109 145
腎盂腎炎 31 37 41 尿管狭窄 1 2 1
        小計 227 230 300
膀胱、前立腺、尿道、陰嚢内容疾患
  症例数   症例数
  26年度 27年度 28年度   26年度 27年度 28年度
膀胱腫瘍 131 105 92 尿道脱     1
膀胱腫瘍疑い   4   尿道結石 2 1 1
膀胱結石 6 10 4 尿道狭窄 7 5 2
慢性膀胱炎・出血性膀胱炎 1 3 3 尿道カルンクル 1 3 3
間質性膀胱炎・放射線膀胱炎   1   尿道損傷 1 1  
腹圧性尿失禁 1     外尿道口のう腫   1  
膀胱出血 8 3 10 包茎 11 5 3
膀胱脱 2   2 精巣腫瘍 2    
膀胱憩室 2     精巣上体炎 1 2  
膀胱頚部硬化症 1 6 3 精巣捻転症 3 1 1
神経因性膀胱 3 3 2 精巣外傷   1  
前立腺腫瘍 31 23 22 陰嚢腫瘍 1 1  
前立腺腫瘍疑い 98 115 107 陰嚢膿瘍 1    
前立腺膿瘍   1 1 陰嚢水腫 3 6 8
前立腺肥大 36 55 56 陰嚢血腫 1    
急性前立腺炎 12 12 8 尿路感染症 19 21 18
前立腺出血 1 1 1 敗血症 11 9 12
尿膜管膿瘍 1   2 その他 9 15 10
        小計 407 414 372
合計 634 644 672
■手術
腎尿管
  症例数   症例数
  26年度 27年度 28年度   26年度 27年度 28年度
後腹膜腫瘍摘出術 2   1 尿管鏡 16 11 6
副腎悪性腫瘍摘出術(開腹) 1     腎盂尿管生検 2   5
腎切半術 1     腎盂形成術(開腹) 1    
単純腎摘除術(開腹)   1   腎盂形成術(鏡視下) 2    
根治的腎摘除術(開腹)   1 2 PNL(経皮的腎・尿管砕石術) 6   6
根治的腎摘除術(鏡視下) 6 4 3 経尿道的尿路結石除去術
(レーザー)
    53
腎部分切除(開腹) 1 1 2 TUL(経尿道的尿管砕石術) 21 28 3
腎部分切除(鏡視下) 2 2 2 尿管切石術 1   1
腎尿管全摘(開腹) 4 2 1 尿管-回腸導管吻合術     1
腎尿管全摘(鏡視下) 4 3 4 膀胱尿管新吻合術     1
尿管部分切除 2 3   尿管-尿管吻合術 1    
巨大尿管切除     1 尿管ステント留置術   1  
尿膜管切除術(鏡視下)     1 小計 73 57 93
膀胱、前立腺、尿道、陰嚢内容
  症例数   症例数
  26年度 27年度 28年度   26年度 27年度 28年度
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT) 118 95 83 内尿道切開 7 8 6
膀胱全摘除術 3 5 2 尿道結石摘出術 2    
尿管皮膚瘻造設術   2 1 尿道カルンクル切除 1 4 3
回腸導管造設術 2 2 1 尿道脱手術     1
回腸新膀胱 1 1   尿道ステント留置術 1    
膀胱砕石 5 12 9 陰嚢水腫根治術 3 6 8
膀胱憩室切除術 2     陰嚢内血腫除去 1    
膀胱脱根治術 2   2 白膜縫合   1  
尿失禁手術 1     精巣固定術 3 1 1
TU-C(経尿道的電気凝固術・経尿道的凝固) 3 1 4 高位精巣摘出術 2    
経尿道的前立腺切除術(TUR-P) 39 56 53 精巣摘出術 4 2  
前立腺被膜下切除   1 1 除睾術 5   4
前立腺全摘除術(開腹) 2 7 6 リンパ節生検     2
前立腺全摘除術(小切開) 5 0 1 切開排膿 1    
環状切除術 10 5 3 その他 1 6  1
背面切開術 2     小計 226 215 192
合計 299 272 285
■ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

H28年度 ESWL件数  新患 125 人に対し 212 回施行(1人平均 1.69 回)

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