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糖尿病内科

我が国では糖尿病は急増していますが、治療を受けておられる患者さんは半数程度と言われています。それは糖尿病が自覚症状を伴わないことが多いのが原因です。気づいた時には、目、腎臓、足、脳、心臓など全身に合併症が起こってしまうことも少なくありません。糖尿病の治療は早期発見と早期治療が大切です。血糖に加え、血圧、脂質、ストレスなどの危険因子を管理し、合併症を定期的に検査し、その進行を抑える必要があります。糖尿病センターでは経験豊かな糖尿病専門医と糖尿病療養指導士が毎日診療しています。さらに、眼科、脳血管内科、腎臓内科、形成外科、口腔外科、もの忘れ外来などの合併症の専門医と綿密に協力しながら、1人1人の病状に応じた治療を提供します。

スタッフ紹介

  • 岩瀬 正典
    ■役職 副院長(内科系統括)、糖尿病センター長、臨床研究センター長
    ■専門医・認定医 日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医、日本糖尿病学会専門医・指導医、日本病態栄養学会専門医・指導医、日本高血圧学会専門医、日本環境感染学会 Infection Control Doctor(ICD)
    ■略歴 
    九州大学病院(元准教授)、スウェーデン・ウプサラ大学、九州医療センター、九州中央病院

  • 井手脇 康裕
    ■役職 糖尿病内科副部長、栄養療法委員長(NST)
    ■専門医・認定医 日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本糖尿病学会専門医・指導医
    ■略歴 
    九州大学病院、九州中央病院、福岡赤十字病院、製鉄記念八幡病院、聖マリア病院

  • 里見 美佳
    ■ 医員
    ■ 専門医・認定医 
    日本内科学会認定医
    ■ 略歴
    九州中央病院、聖マリア病院
  • 中尾 晶子
    ■医員
    ■略歴
    九州大学病院、製鉄記念八幡病院、福岡赤十字病院
  • 平田 詩乃
    ■ 医員
    ■ 専門医・認定医 
    日本内科学会認定医
    ■ 略歴
    聖マリア病院

糖尿病療養指導士(CDE)

看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士の中で、糖尿病療養指導に詳しい専門家です。当院では38人が認定されています。

診療内容・特色

教育入院
  • 2週間コース(水曜日入院、水曜日退院)
  • 週末3日間コース(金曜日入院、日曜日退院)
①糖尿病の正しい知識(医師・看護師)、②食事療法(管理栄養士)、③運動療法(理学療法士)、④糖尿病・合併症の検査(臨床検査技師)、⑤治療薬の知識(薬剤師)、⑥フットケア(看護師)などについて、講義と実践を行います。退院時には糖尿病と生きていく自信が十分つきます。
血糖コントロールは教育入院後、著明に改善し、退院後も良好な状態が続いています。
糖尿病センター(外来)
専門医の診察前に、糖尿病療養指導士による療養指導を行っています。平成24年度から糖尿病腎症による透析予防プログラムが開始されました。透析導入を少しでも遅らせるため、食事指導を中心に療養支援を行っています。また、足の合併症(潰瘍や壊疽)による切断をなくすため、認定看護師によるフットケアを行っています。教育入院ができない患者さんには外来教育プログラムも行っています。

  • フットケア外来

  • 透析予防プログラム

診療実績

■平成27~29年度
  27年度 28年度 29年度
外来患者総数 1,115 1,073 1,077
新患患者数 104 154 172
糖尿病教育入院数 75 84 98
療養指導件数 3,916 3,582 3,869
フットケア外来件数 220 209 201
透析予防プログラム件数 73 47 142
外来教育プログラム件数 74
院内コンサルト数 3,368 3,172 3,767
1型糖尿病患者数 42 38 45
インスリン治療者数(CSⅡを含む) 234 228 245

特殊検査・治療

持続血糖モニタリング
小さなセンサーを皮下に挿入して、2週間連続して血糖を測定します。日常生活での血糖変動を睡眠中も運動中も測定できます。無自覚性の低血糖や高血糖の検出に役立ち、血糖コントロールの改善に役立ちます。
インスリンポンプ療法(SAP療法)
血糖が不安定な1型糖尿病の方に適しています。皮下にカテーテルを挿入して、小さなポンプでインスリンを持続的に注入することにより血糖が安定化します。ボタン操作でインスリンを注入しますので、皮下注射は不要になります。入浴や運動も可能です。妊娠中の血糖管理にも有用です。
又、リアルタイム持続血糖モニタリングセンサー併用インスリンポンプ療法(SAP療法)も導入しています。
画像診断
緊急の場合は当日施行できます。血管エコー(頸動脈や下肢)、心エコー、断層撮影(CT)、冠動脈CT,核磁気共鳴撮影(MRI)、MRアンギオグラフィー(脳血管、頸部血管、大血管、下肢血管)、心筋シンチなど
生理検査
大動脈脈波速度(PWV)、上腕足血圧比(ABI)、ホルター心電図、自律神経機能検査など

糖尿病友の会について


友の会 講演会

当院には、公益社団法人日本糖尿病協会に所属する友の会「あけぼの会」があります。日本糖尿病協会は糖尿病に関する正しい知識の普及啓発、 患者及びその家族への教育指導、国民の糖尿病の予防、 健康増進への調査研究を行うことを目的に、1961年(昭和36年)に結成されました。毎月発行する「さかえ」は糖尿病に関する最新の情報が満載です。
「あけぼの会」(会員数107人)は食事会や各種イベント、総会などを開催しています。また、あけぼの会会報誌を発行し、白十字病院の情報をリアルタイムにお知らせするなど、患者・スタッフと一緒に活動を行っています。

糖尿病と上手につきあうための糖尿病地域連携

糖尿病は、生涯にわたる治療が必要です。また、血糖コントロールがよくても、合併症が進行する場合があり、定期的な合併症の検査(眼科、足チェック、腎臓、神経、動脈硬化など)も必要です。さらに、食事・運動療法や薬物療法などの定期的な見直しも大切です。

福岡西部地区の人口は約30万人で、糖尿病の患者さんは1~2万人と推定されます。一方、西区・糸島市の糖尿病の専門医は15人に過ぎません(うち2人は当院です)。そのため、国の政策として「かかりつけ医」と「病院」の機能を分担することが進められています。特に白十字病院は地域医療支援病院に認定されており、「かかりつけ医」の支援を通して地域の医療レベルの向上に尽くす役割があります。

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